最近は30歳くらいでも「もう若くないから」といろんなことをあきらめてしまう人が増えています。世の中全体が年をとってしまって、妙に分別がついてしまって、新しいことにチャレンジしよう、というより、もうダメだから、とネガティブな思考パターンに入る人が増えてしまったようです。どんな小さなことでも、人間あきらめたら終わりです。粘りましょう。あるいは打開策を見つけましょう。そして新しいことにどんどんチャレンジしましょう。

一度しかない人生なのですから、ダメでもともと、チャレンジしないと。とはいっても、いきなり仮想通貨投機をしたり、庭を掘り出したりしても石油は出ません。確かに若くはないので
リソース、つまり体力や財力を考えたチャレンジが必要です。なんでもかんでもできるわけではありません。しかし、10歳くらい上の人ができることならなんでもできて当然、くらいに考えることも必要です。

今の高齢の偉い人の中には中学しか出ていない人もけっこういます。「あの人とは生まれつき違うから」と思うのではなく、あの人の三割ぐらいを目標に頑張ってみよう、とか、せめて1割くらいはできるようになりたいな、というのが大事なんだと思います。偉そうに何さ? と思いますか? 私どもの仲間には、日本有数のアスリートもいれば、世界的に有名な人もたくさんいます。ですから私も負けてはいけない、と日々チャレンジしています。

このホームページも、業者さんにお願いすれば、10年前は300万円は必要! と言われていた時代もありますけど、今は、個人で開業している人も多いので、30万円とか5万円とか3万円とか、一番安い業者さんは3000円でした。でも、それだったら自分でやっても同じことだよね、と思って、今のところなんとか独力で頑張ってる感じです。もちろん全くのタダというわけではありませんけれど(お客様の個人情報が漏れないようにするための費用とかは必要ですから)。

実は、このページ、何回も失敗して、一日に三回、ゼロから作り直したこともあります。ですから、プロの方からみると、素人っぽいのは何? と思ってしまうかもしれませんけれど、私たち自身が諦めてしまったら、ほかの人に「お前は頑張れ」みたいなことは言う資格がない、と考えたのですね。まあ、理事長は昭和2年生まれですので、さすがにホームページ制作はできませんが、それでもメールを読んだりパソコンで書いたりはできるんですよ。

90過ぎて、今はスマホを使いこなそうとしています。70歳、80歳の人が、携帯電話も「私はもう老人だから無理」と言うのでは、とても残念に思います。諦めることは動物にもできます。私たちは最後の一瞬までチャレンジし続ける、勝負はこれからと思い続ける、その気持ちが、ある意味、すべてかもしれません。お互いに頑張りましょう。