8050問題・ニートひきこもり解決塾を訪問いただきありがとうございます。問題解決は私どもにお任せください。
私どもは日本初、日本唯一の長期引きこもりの脱出をコミットメント(約束)する組織です。単なる支援やカウンセリング、かえって害となる従来手法の「ひきこもり脱出法」ではなく、引きこもりの当事者およびそのご家族の問題を、カウンセリングやセラピーにより「自ら気づいていただき、解決に向かって努力をしていただく」お手伝いをさせていただいております。
学校卒業後、何らかの理由で就職できなかったり、あるいは離職した後再就職せずに親の生活に寄生する「ニート」となり、親が年金生活になっても自立できていない状態が長期化した家族のことを指し親年齢が80歳代、子供年齢が50歳代ということで8050問題と称されます。よびかたは「まちまるごーまるもんだい」です。
お子さんは、ひきこもり、と呼ばれるケースも多く、学校、社会、家庭、会社、施設、サークル、友人関係など二つ以上の共同体から拒否・拒絶・いじめ・嫌がらせ・各種ハラスメントなどを受けたか、受けたように認識してしまうことにより大きな挫折感を味わい、あるいは精神疾患を患い、ある日突然動けなくなったり、徐々に外出できなくなり、社会参画ができなくなる状態がそのきっかけとなります。
8050問題に代表される7040問題、長期引きこもり、ニート、パラサイトなどからの脱出が困難になるのは、お子様だけではなく家族も含めて社会から孤立し、社会参画ができなっていることが原因と言われています。大きな誤解です。「社会的孤立」は、そのご家族自身はまったく気づいていないケースが多々あります。特に親御さんが社会人として現役世代であると、大きな勘違いが起きます。
多くの親御さんは対応を間違えてしまいます。親御さんがお子さんを「矯正」して社会復帰させようとするのです。実は、ひきこもり脱出支援を行っているいくつもの「実績のある団体」も、そうした間違いをおかしています。そのことにより一時的に問題が解決したかのように見えても、問題はかえってこじれてしまうことも少なくありません。
確かに引きこもりの原因は社会や会社や学校、そしてご本人さまにもあります。しかしひきこもりの長期化の責任の7割以上は御両親、ご兄弟のマルトリートメント、abuse、そして関係者の無責任さにあります。よく「アイツが怠け者だからダメなんだ」とおっしゃいます。そういいたくなる気持ちはよくわかりますが、非常に高い確率で、「相談相手がいない」+「自分の頭の中で悩んでいて身動きが取れない」+「過去の苦い経験という壁」+「コミュ障」=「ひきこもり」です。
引きこもり支援組織の中には、引きこもりの親は見守っているだけでよい、とか、子供は放置して自分たちの生きたいようにいきてください、という信じられないことを推奨する団体もあります。さらには「コミュ障が問題なのだから、ひきこもり同士集めて交流することでコミュニケーションが取れるようになると自動的に治る」ことを(実績がほぼないのに)伝家の宝刀であるかのように言う「専門家」すらいます。とんでもない話です。確かに引きこもりの本人だけでなく親御さんも大変に苦しい思いをし、その心のケアも重要です。しかし、隠されている深刻な問題を放置して解決するならだれも何も苦労しません。私どもは悲惨な現場や過去の問題例をたくさんみてきています。実際問題、ひきこもりのお子様は「サバイバー」なのです。ふつうの人だったら生き続けているのが困難なのに、なんとか生きている、という状況であることをもっと多くの方に理解していただきたいのです。
他人をディスる(侮辱する、陰口をたたく)ことは簡単です。猿にもできます。しかしなんの問題解決にもなりません。日本には親切そうに不幸そうな人に近づいていって、状況を聞いておいてその話をほかの人たちに触れ回ることで関心をひくことが生きがい、というとてつもなく「気持ち悪い人」が時々います。その最たるものが週刊誌やテレビのワイドショーであったりもします。こうしたものにどっぷりつかっている人たちには問題解決能力がありません。
「過去の苦い経験という壁」にはご家族が関与されている場合がほとんどです。その場合、ご家族だけでの解決は不可能ではありませんか? なかには、暴力や拘禁、さらには経済支援の停止という強硬手段にでるご家族もいらっしゃいますし、無責任な「知恵袋サイト」などに、そうした手引きも載っています。論外です。非常に危険です。長期の引きこもりはもう家族だけでは解決できない問題になっています。
引きこもりの数は2001年時点で50万人とも言われていました。現在は高齢ニートの数だけで、最新の内閣府の調査によれば61万人(2019年3月発表)なのだそうです。そして、40歳以下の引きこもりの数もそれに匹敵するだけいます。引きこもりの低年齢化も進んでいます。全日本で少なくとも100万人以上、計算のしかたでは200万人以上にも及ぶ引きこもりに苦しむ当事者のかたがたがいる計算になります。
もはや社会問題としても看過できない問題となっています。しかし、問題提起はあるものの積極的に解決する組織がほとんどない実情が数十年続いています。さらに中年以降の離職者は増え続けているため、離職由来の引きこもりも増えてしまっています。
ひきこもりは、放置されてしまった場合、経済的困窮により家族共倒れとなります。つまり、ひきこもり家族は「ゆるやかな一家心中」が進行中なのです。逆に言えば、一家心中が少なくなったことでひきこもり家族が増えているともいえます。「ただ呼吸をしていること」が幸せであれば、幸せともいえますが、決して幸福度が高い状態ではありません。誰かが救わないといけない状況です。ただ助かる意欲がない人を助けることは誰にもできません。そこが救助の限界になります。その限界は低いポジションにあります。
くりかえしますが、引きこもり問題解決をコミットしている組織は全国で私どもだけです。ひきこもりのメカニズムを理解している人がとても少ないのです。だからといって、「解決法」をただ提示すれば「問題解決」するわけではありません。実際は、このページでもブログでも、すでに解決法は提示しています。しかしほとんどの人は気づかないでしょうし、気づいても家族の問題は家族のメンバーだけでは治すことができません。
ブログは8050問題にお悩みのかたに向けて解決のお手伝いになるようなこと、高齢ニート、引きこもりに関係するその他の社会問題の裏側や解決のためのヒントなども書いております。ただ、8050問題、7040問題の自己解決はほぼ不可能です。自己解決しようとするとかえってこじれてしまいます。お早めに、私どもにご相談いただくことをおすすめします。
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8050問題・ニートひきこもり解決塾の主要メンバーです。
(8050問題・ニートひきこもり解決塾は、株式会社現代問題研究所の1サービスです)
理事長 河野共之
略歴
昭和2年大分県生まれ
東大法学部政治学科卒業
内閣参事官
社会保険大学校長
社会保険審査会委員
等を歴任
平成10年勲三等旭日中授賞
現代問題研究所社長兼務
塾長 川島信夫
平成31年4月1日 臨時株主総会により初代塾長に昇格
昭和62年 日本大学専門受験予備校国語科主任講師
同年 八王子校塾長 国語(現代国語・古文・漢文) 英語 社会科 担当
テキスト・参考書編纂多数
システム系コンサルタント、人間系コンサルタントとして
人材教育、指導、カウンセリング、社会人サークル活動を主宰
20代~90代のどの世代との意思疎通もできる、
現代社会問題の現実と病理に精通し言語化できるという強みを持つ。
高齢ニート、引きこもり脱出に多数の成功体験を持ち、その経験や
現在日本の抱えている問題、将来の課題と展望を学習、分析し
独自のもっとも効果的と考えられる「最適解」を発見し「解決法」を発明。
幼少より実親からの長期間にわたる虐待、マルトリートメント、過干渉を受ける
ほか、身体が弱く、病気がち、ケガも多く、幼稚園・公立小学校・公立中学校での
苛烈なイジメ、村八分、さらには小学校教諭から殴り飛ばされるなど、暗黒の
時代を辛うじて乗り切る。その後も苦難は続き、肺炎による長期休学、留年、
さらにはブラック企業でのセクハラ・逆セクハラ・モラハラ・パワハラ・スモハラを、
過労死ラインを半年で突破し会社に寝泊まりしたり、トリプルワークしたり、
上司からの全く理不尽な体罰、営業成績や売上成果を盗まれたり、販売用の商品を
同僚から盗まれたり、誹謗中傷をでっちあげられて降格されたり、無限ループの
リストラに遭ったり精神障害になったり、などたくさんの逆境を乗り越え続ける。
もっとも他人の痛みを理解し、精神医学についてもサービスを企画する側、
受ける側、の両方の豊富な経験を持ってしまう。無理して元気そうに振舞って
いると、やっかみを受けて、自分が不幸だと思っているたいして不幸ではない
人たちからの嫌がらせを受けてしまう、という負の連鎖は断ちきれない。
大勢の親友たちの自死から学び、危機を察知する特殊能力を持つ。
チーフカウンセラー 戸根村みすず
略歴
昭和34年東京生まれ
社会的困窮者、虐げられている人たちとの交流や
社会的弱者と呼ばれる方に心を寄せています。
特に芸術行動療法を指導いたします。