先般、株主総会により決議いたしました、新元号表記問題につき、一部報道により、新元号表記による詐欺サイトが乱立しているとの情報があり、かつ検索エンジンにそうしたチューニングが行われている旨を把握いたしましたので、出来得る限り早急に対処することと相なりました。表記上の工夫を繰り返しておりますが、あくまで私どもの略称は8050センターもしくは8050支援センターでございます。

また、今般、各種「支援会」「支援センター」と銘打っている各種サービスに問い合わせ発信を行いました上、私どもとアライアンス関係にございます行政書士さんにおたずねしたところ、当社のコンプライアンス基準を満たすことができない、不透明な経営実態であるとの回答を得ました。端的には「貧困ビジネス」と揶揄されかねない状況に積極的に誘導することによって、確実な利益獲得を目指しているご様子です。

つまり、私どもの考える「支援」は、あくまで「困っているかたがたに手を差し伸べて自立をサポートする」ことで、これが私どもとしては常識的な本義であるととらえているのですが、福祉業界で健全経営を目指す結果として、陥りがちな罠として、「最後の手段を最初から行う」「本当に困っている人を捨て石にして、お金を出す人のエゴを満足させる」「数種類に分類したり、ある条件の人だけ対象に効率重視で大儲け」という考え方をしてしまう組織もあります。本来は取り締まられるべきですが、現業を行う組織の数が多すぎて内情を把握できない状況にもあります。

さらに「親を経済的に支援してくれ」との要望をいきなりいただくこともございます。親御さんがそういう意識になってしまう状況は理解できますが、親御さんがそういう考え方でいる限り、ご本人さまの支援は不可能でありまして、そうした意識のまま、さまざまな活動をしたり仲間づくりをされるのもそれは個人の自由ではありますが、そうすればするほど、お子様は自立から遠のいてしまう、という警鐘を鳴らしておきたいと存じます。