この季節、オレンジ色を見かけることが多くなりました。ハロウィーンが定着? ブーム? ですけど、本当の日本のかぼちゃはあんなにオレンジではなくて、柿の色に近い感じがします。3人で3時間ほどで300個ほどを収穫しました。そして、柿が大好物と言う人に配達してきました。

都会で収穫して、郊外の人にわけてきたのです。おもしろいですね。柿は甘がきと渋がきがあることは御存知の方も多いと思いますが、本当に甘いのは渋抜きをした渋柿で、自然のままの甘がきはそんなに甘くないことを知っている人は少ないようです。

果物は嫌いじゃないけど、皮をむくのが面倒で、という人が時々います。その通りなんですが、剥かなきゃいいのですよ。柿は表面に粉のようなものがついて、これで実を守っているのですが、それをきれいに拭いて、神経質なら、水洗いして、ヘタを下にして両サイドを切り落とし、次にヘタを切り落とし、真ん中を真っ二つ、計4ピースぐらいに分けます。

後はそのまま食べて種を吐き出せばいいのですね。桃も実は皮ごと食べる果物だと言われています。皮が一番おいしい、という人もいます。キュウリやナスは売っているまま、皮ごと食べますよね。同じようなものなんです。確かに皮は少し硬いです。触感に変化があっていいじゃないですか。

人間関係とか、日々の暮らしも同じようなことが言えます。やりたくないことはやらなくてもいいじゃありませんか。できるだけ楽をする方法をみんなで考えていく、ということも必要かもしれません。昔ながらのやり方をなんでも否定されるのはおもしろくないと思うかもしれませんが、時代は大きく変わりました。

時代は、もう日々変わり続けているといっても過言ではありません。昨日常識だったことが今日は非常識、くらいのペースで、でも、もうそんな状態になってから20年は経ちますよ。この20年間、世の中は便利になり続け、そのかわり人間関係は希薄になり続けています。

人間関係が希薄になっている、というのも悪いことではありません。「濃い人」「めんどくさい人」と深く付き合わなくてもいい、めんどくさい人間関係にならなくていい、っていう面もあるんです。もし、めんどくさい人間関係に悩むようでしたら、そこからちょっと距離を置いてみるのもいいと思います。